歳とともに夢が先鋭化してきました。

夢の見方が現実と紙一重になるため、その一重を破る力がこもるのかもしれません。

数年前まで公然と野焼きしていた屋久島のゴミ事情に胸を痛め続け、

これをなんとかしなくちゃ屋久島に移り住んだ申し訳が立たないと密かに決意しました。

今年はいよいよ、その決意が形になります。

焼却炉を完全になくす100%ゼロエミッション型か、

それがだめでも現存する最高水準の焼却施設をめざして、建設計画の大詰めなのです。

本物のエコロジカル・ワールドへ、21世紀の第一歩です。

《#14》Jan.2001 / Jun Hoshikawa