ミレニアムの変わり目は気にしません。西暦なんて人間が決めたものですから。

でも、今年はすばらしい魂がたくさんこの世を離れました。

脱原発派の市民科学者・高木仁三郎さん、諫早湾の闘士・山下弘文(ひろふみ)さん、

英語圏では、「地球の友」の創設者で環境運動の大長老と呼ばれたデヴィッド・ブラウアーさん、

モンゴロイド一万年の旅路を伝えてくれたポーラ・アンダーウッドさん。

ある意味では、みんな大きな愛と希望を胸に明るく突っぱった人ばかりです。

油井さん、来年も、そして来世紀も、明るい反骨でいきましょう。

《#13》Dec.2000 / Jun Hoshikawa