演奏活動などを通じて、人や海のこと、そして沖縄のことを歌い語り続ける喜納昌吉さん。海洋生態学者として伊豆諸島の三宅島に40年以上も暮らし、世界中の海で生態研究を続けているジャック・モイヤー先生。まったく不思議な二人の出会いだが、自然、海、人々のことなど、琉球の神々が宿ると伝えられる沖縄・久高島での異色のセッションは、砕ける波の音とともに、静かだが熱く盛り上がっていった。