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【油井】だけど、なんにしてもシドニーの公開競技になるんだからさ、これやっぱり底は深いよね。
【小池】 そうですね、これからどんどんちゃんとしたスポーツとして認められるように、なっていきたいと思ってます。 【油井】 そうね、それについては日本中が葵ちゃんに注目してるっていうか・・・。 競技っていう事になると、ま、目指すものがあるんだけど、普段遊びでボディボードっていうのはやる? 【小池】ありますよ。やっぱり、いい波を求めて旅をして・・・そういう時は、もう競技とか関係ないので、波を楽しむ。 【油井】 波と一体感になるっていうのは、なんだかわかるような気もするけど、ボディボードの素晴らしさっていうのは? 【小池】 波の上で腹這いになって、体で感じるというのと、顔で風を感じる。で、一度来た波はもう二度と来ないんですよ。だから同じ波には乗れないので、乗る度に違った波という経験が出来る・・・ 【油井】なみ(並)じゃないね。 【長井】凄いいい話、聞いてたのにぃ(笑) 【油井】そうね、二度と同じ波はないというのを体感出来るのは素晴らしいね。 【小池】で、その日にいい波に乗れた人は、凄い満足。 |
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【小池】 やっぱり辻堂のローカルの良さもあって、人たちの良さもあって。で、ハワイはハワイなりに景色からすべてが条件よくて、ローカルの人も優しい・・・あたたかく迎えてくれる。両方違った良さがありますね。 |
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【長井】目の前に、『小池 葵のボディボーディング・マイレッスン』という本があるんですけど・・・ 【油井】これチューブに入ってるねぇ。チューブの中ってさ、音がフッと消えるの? 【小池】なんか耳栓をポン!と入れられたような感じなんですよ。 【油井】気圧が違う? 【小池】なんか不思議な感覚なんですけど、なんかゴ〜〜〜っていうような・・・ 【油井】最後にブシュ〜ンっていって潮が抜けるじゃんない 【小池】あれで押されたりしますね。押されて出てくる事もあります。 一瞬、ちょっと浮くような感じになるんですよ。その潮に乗っかるっていう感じでで、出た!って感じ(笑) 【油井】 あれ見てると結構スピーディーよね、色んな事が。 映像なんかで見る場合って大抵スローかけてるじゃない? だからなんとなくそういうイメージがあるんだけど、本物見てると速いんだ、やってる事が。 でも乗ってるとスローに感じたりする? 【小池】 そうですね。そして、それが長ければ長い程いいです。何秒間入っていたという喜びがあります。 一瞬だとアレッって感じ(笑) 【油井】 ビルの何階みたいなビッグウエイブも来るじゃない、あれってどういう気分なの? トップにてド〜ッって降りて来る訳じゃない・・・ 【長井】 私もサーフィンにチャレンジして流されてしまってコワイ目にあってるんですけど怖いって思った事ないんですか? 【小池】練習の時は大きい波に入っても怖いだけで、ま、自分との戦いなんですが。 大会になっちゃうともうイケ〜ッ!!!って感じですね。波の大きさなんてもう忘れちゃいます。 【長井】ホント命がけのスポーツですよね。 【油井】 例えばジェリー・ロペス(サーファーの神と呼ばれている人物)だって、そりゃ怖いよって言うからね。 巻かれたら、どうしたってしばらく出て来れないというのは経験してるだろうけど・・・ 【小池】そうですね、一瞬的に下に持ってかれますね。 【油井】 それで海岸によっては、下が珊瑚礁だったり岩だったりするもんなぁ。 結構いい波立つ所って、そういうとこあるよね? 【小池】ありますねぇ |
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【油井】 しかしこう波とのつき合いをしてる人と会うと、なんか気持ちがゆっくりしちゃうのね、不思議だよね。 いつもはスリルいっぱいなのに、葵ちゃんも、会うとなんかのんびりしちゃう。 【長井】今日はハワイから戻ってきたばかりなので特に・・・(笑) 【油井】例えばまったく知らない長井律子がやりましょうという場合には? 【長井】何をすればいいですか、第一段階。 【小池】 まずは、基本体勢・・・ボードの上に腹這いになって乗るというのは生活の中にないじゃないですか。 だから結構安定感がなくなっちゃうんですよ。乗った時にあわてずに、キチンと真ん中に乗るっていうのを覚えて貰って・・・ 【油井】あの丸いのがどっちにいってもバランスとる事がまず大切なんだ。 【長井】それから、波に向かってどう泳いで行くんですか? 【小池】キッキングなんですけど、そのキッキングの仕方もクロールよりはしなやかに、水の中で掻く・・・ 【油井】少し足が下になってる? 【小池】そうです。沖に向かう時は足全部を水の中に沈ませて漕ぎます。 【油井】あのスキューバやる時みたいに膝から下を全部使うの? 【小池】そうです。ダイビングと同じキッキングです。 【油井】それで波を待っていて、波の少し前でキックし始める・・・岸に向かって? 【小池】そうです。波が近づくにしたがってキッキングを強くするんですよ。 キッキングの幅を狭くして、強くする・・・ 【油井】回数を多くするって事・・・ 【小池】 そうです。それまでも水中なんですけどね、それで波が真横に来たら、ちょっと浮くんですね・・・斜面に合わせて自然に浮いてしまうんですけど。それでボードの前が上がってしまうんですけど、ボードの前を押さえるような感じにする。そうすると波が押してくれるんで 【長井】そのまま乗る? 【油井】それでテイクオフしてからはキックしてないのもう? 【小池】 してないです。完全に乗り切るまではキッキングをしてほしいんですけど、乗り切ってしまえば、さっきの基本体勢でバランスよく乗っていればスピードがついて前に滑れます。 【長井】あとは波にまかせたまま・・・ 【小池】はい。 【長井】 なんか自分でも出来そうだなって・・・ 今年は是非やってみたいですね。 【油井】はは、決定だな。 ずっと葵ちゃんは湘南にいるから、いけばいいんだよ。 ほかの方々も今年の夏は、もうすぐだから、湘南に行けば小池 葵ちゃんに会えるかもしれない。 |
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【油井】葵ちゃんの本とかビデオがあるよね 【長井】 【小池】葵のボディボーディング・マイレッスン マリン企画から出版されてますね、 【油井】1,238円! 【長井】 トレーニング方法からテクニック。そして彼女の笑顔いっぱいの写真もたっぷり それからビデオの方。『小池 葵withドン・キング』という三部作。 彼女自身の海や自然の大切さを伝えるビデオ。水中撮影はエンドレス・サマーの巨匠ドン・キング。 このビデオはボディボードの世界はもとより、小池葵の個人的な魅力も満載です! 【油井】これはポニーキャニオンから発売されてます、すぐ買いに行きましょう(笑) |
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